【初心者向け】動画編集ができるPC(パソコン)の推奨スペック解説

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    PC

    動画編集をはじめる際に「高スペックじゃないとまともに作業できないよ」と言われたことはないでしょうか。

    今回は、どの程度のスペックのPCならサクサクできるか目安となる基準値をご紹介します。本記事を読めば動画編集をする際に必要なパソコン(PC)のスペックがわかりますのでぜひ最後まで見てください。

    私は、IT企業で情報システム担当の経験をしておりました。実際にPCのキッティングをしていたので動画編集に必要なスペックが良いか技術的にご説明します。

    女性A

    動画編集をしたいです

    てるつぐ

    ストレスなくできるPCスペックをご紹介しますね

    この記事を書いた人
    terutug-icon

    IT業界で転職を数回経て15年働いた後、現在は渋谷のBtoBセールスマーケティング支援会社で働いております。ブログや動画に出会い、2020年から本格的に副業を開始し収益化中。

    目次

    「動画編集したい」と思ったとき、必要なPCスペックは何ですか?

    ざっくりですが、カットやテロップ、BGM・SEなどの基本的作業であればそこまで高価なパソコンは不要です。
    4Kや8Kなどの解像度が高いものやエフェクトで重い処理する場合は、スペックが高いものが必要です。

    例:メモリが32GB以上で、グラフィックボードがあるのが好ましいです。

    結論:メモリが16GB、ストレージが512GB以上が推奨スペック

    まず、お使いのPCまたはこれから購入する方でどれぐらいPCのスペックがあれば良いのかお悩みの方は、PC(パソコン)を選択する際に以下のカテゴリでスペックを検討をする必要があります。

     PC(パソコン)の種類は、ノートPCデスクトップPC
     PC(パソコン)のOSは、WindowsMacOS
     PCのスペックで重要な指標は4つあり、それぞれどれぐらいのスペックが必要か

    4つの指標
    • CPU
    • メモリ
    • ストレージ
    • GPU(グラフィックボード)

    良く言われるたとえですが、CPU=その人自身の処理能力、メモリ=作業場スペース、ストレージ=記憶力(その人の引き出し)、GPU=工夫する力(想像力)です。

    おすすめで紹介した動画編集アプリのうち、DaVinci ResolveのみCPUではなくGPUで主に処理する為、GPU性能が低いPCの場合は注意です。

    ご参考までに私はDaVinci Resolve Studio(無料版)を利用した際、通常の動画編集はカクツキなどなく問題なく編集作業が出来ましたが、Fusion(エフェクト)などを使った動画編集をした場合は若干遅く感じました

    対策としてプロキシ設定するなど方法はありますがやはり不満があったのも事実です。

    【初心者向け】動画編集ソフトはズバリこの3つだ。徹底解説!

    私のPCスペックは、MacBookAir(2020)モデルです。CPUがM1で、メモリ16GB、SSDが1TBでそこまで低いスペックではなかったのですが編集作業時に気になりました。

    利用するPCがWindowsの場合は、以下もご参考ください。

    Adobe Creative Cloud推奨のPCスペック(左:マウスコンピュータ、右:ドスパラ)
    マウスコンピュータはWindowsの場合コスパがいいです

    それぞれのOS別、PCスペックの最小構成をお伝えします

    FullHD(ハイビジョン:1080p)ならメモリ16GB、4Kならメモリ32GBが推奨です。

    とはいえ、価格なども検討材料としてありますからYouTubeなどFHD(1080p)がメインですので、長く使いたい場合は無難にメモリ16GBにすることをお勧めします。

    先輩

    Macの場合、M1チップにメモリを増設した16GB(標準は8GB)がいい

    ①Windows
    • CPU      :Intel Corei7 以降  ※第7世代以降
    • メモリ    :16GB
    • ストレージ  :512GB(推奨1TB)
    • GPU    :GTX1650以上

    CPUの低スペックであるAtom、Celeron、Pentium、Core i3は絶対に選んではいけません。まずカクカクし編集する際、ストレスが出ます。Core i5は最低限使えますが、特殊な装飾(エフェクト)するとき重くなります。これも、これから動画編集を仕事にしたい方は選ばないようにしましょう!

    なおGPUは、メーカーごとにもモデルが多数ありわかりづらいですが、以下をご参考ください。

    Windowsの場合、特にGPUは重要になりますのでご注意ください。

    出典:最新のVIDIAのGPUモデル一覧
    ②Mac OS
    • CPU      :M1 (Apple Silicon) or Intel Core i7  ※第8世代以降 (Intel CPU)
    • メモリ    :16GB
    • ストレージ  :512GB(推奨1TB)
    • GPU    :内蔵GPUで問題なし

    ただし、上記メモリのスペック16GBは、2K(Full HD)でサクサク編集ができる目安です。動画編集ソフトにもよりますが、4K、8Kの場合は、メモリ32GBは(64GBなら、なお良し)はあったほうが良いです。

    読者さん

    PCの必要項目はこれを見ておけばいいんだね

    てるつぐ

    はい、ストレスフリーで動画編集ができるようになりますよ

    動画編集を仕事にするならやっぱりAdobe PremiereProになる

    動画編集を仕事にして学びたいとなった場合、最有力はやはりAdobe PremiereProになります。

    理由として、

    動画編集者が最も多く利用しているソフトで、ディレクターが修正できるように共通の動画編集ソフトを指定することが多いからです。

    なので、お金がかかっても動画編集を勉強し、仕事にするぞ!と思う方はAdobe(アドビ)がいいです。

    【公式】Adobe PremiereProの必要システム構成はこちら

    最後に、以下にAdobe Premiere ProのWindowsMacそれぞれの最小仕様推奨仕様を表にまとめましたのでご確認ください。

    スクロールできます
    必要システム構成Windows  WindowsMacMac
    利用用途最小仕様 
    HDビデオワークフロー用
    推奨仕様 
    (HD、4K 以上)
    最小仕様 
    HDビデオワークフロー用
    推奨仕様 
    (HD、4K 以上)
    CPUIntel® 第 6 世代以降の CPU または AMD Ryzen™ 1000 シリーズ以降の CPUQuick Sync 搭載の Intel® 第 7 世代以降の CPU または AMD Ryzen™ 3000 シリーズ/ Threadripper 2000 シリーズ以降の CPU Intel® 第 6 世代以降の CPUIntel® 第 7 世代以降の CPU または Apple シリコン M1 以降
    OSMicrosoft Windows 10(64 ビット)日本語版バージョン 1909 以降
    注意:
    Premiere Pro バージョン 22.0 以降は Windows 11 オペレーティングシステムと互換性があります。

    NVIDIA GPUを搭載したシステムでは、Windows 11 には NVIDIA ドライバーバージョン 472.12 以降が必要です。
    Microsoft Windows 10(64 ビット)日本語版バージョン 1909 以降macOS v10.15(Catalina)以降macOS v10.15(Catalina)以降
    メモリ8 GB の RAMデュアルチャネルメモリ:
    ・HD メディアの場合は 16 GB の RAM

    ・4K 以上の場合は 32 GB 以上
    8 GB の RAMApple シリコン:
    16 GB の統合メモリ
     
    Intel:
    HD メディアの場合は 16 GB の RAM
    4K メディア以上の場合は 32 GB
    GPU2 GB の GPU メモリ
    対応のグラフィックカードの一覧については、Adobe Premiere Pro に対応のグラフィックカードを参照してください。
    HD および一部の 4K メディアの場合は 4 GB の GPU メモリ

    ・4K 以上の場合は

    6 GB 以上
    サポートされるグラフィックカードの一覧については、Adobe Premiere Pro でサポートされるグラフィックカードを参照してください。
    Apple シリコン:
    8 GB の統合メモリ

    Intel:2 GB の GPU メモリ
    Apple シリコン:16 GB の統合メモリ
     
    Intel:
    ・HD ワークフローおよび一部の 4K ワークフローの場合は
    4 GB の GPU メモリ

    ・4K 以上の解像度のワークフローの場合は
    6 GB 以上
    ストレージ・8 GB 以上の空き容量のあるハードディスク。ただし、インストール時には追加の空き容量が必要(取り外し可能なフラッシュメモリを利用したストレージ上にはインストールしない)

    ・メディア用に追加の高速ドライブ
    ・アプリのインストールおよびキャッシュ用に内蔵高速 SSD

    ・メディア用に追加の高速ドライブ
    ・8 GB 以上の空き容量のあるハードディスク。ただし、インストール時には追加の空き容量が必要(取り外し可能なフラッシュメモリを利用したストレージ上にはインストールしない)

    ・メディア用に追加の高速ドライブ
    ・アプリのインストールおよびキャッシュ用に内蔵高速 SSD

    ・メディア用に追加の高速ドライブ
    ディスプレイ1920 x 10801920 x 1080 以上
    ・HDR ワークフロー用に DisplayHDR 400
    1920 x 1080・1920 x 1080 以上
    ・HDR ワークフロー用に DisplayHDR 400
    サウンドカードASIO 互換または Microsoft Windows Driver ModelASIO 互換または Microsoft Windows Driver Model
    ネットワーク
    ストレージ接続
    1 ギガビットイーサネット(HD のみ)4K 共有ネットワークワークフロー用に 10 ギガビットイーサネット1 ギガビットイーサネット(HD のみ)4K 共有ネットワークワークフロー用に 10 ギガビットイーサネット
    対象PC対象PC対象PC対象PC
    【公式ページ】Premiere Pro 必要システム構成

    今回は、動画編集を始めたい方向けに必要なPCのシステム構成(スペック)をご紹介しました。

    てるつぐ

    PCが用意できたら早速、手を動かしてみましょう!

    最短・最速で脱動画編集初心者|Movie Hacks(ムービーハックス)

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